伊能忠敬住居・地図御用所跡

2014年05月12日

近代的日本地図作成の基礎を築いた伊能忠敬は現在の千葉県九十九里沿岸の村に生まれた。50歳代になってから西洋天文学を学び実測による日本全図を作成した人物として知られている。
文化11年(1814)それまで住んでいた深川から八丁堀亀島に移り、亡くなるまでの4年間を過ごしている。居住地は測量図を作成するための地図御用所として利用された。忠敬は地図が完成する前にこの地で死去しているが、その後も居宅は地図御用所として使用され、門弟や天文方下役により「大日本沿海輿地全図」が完成した。

 

 

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